2016年7月18日月曜日

~平凡で平和な世界~ⅩⅩ

「今日はバスの席決めをします。班になって自由に決めてください。」
班になってすぐに御門さんが口を開いた。
「男子固まったほうがいいかな?」
「いや、どこでもいいよ。」
「俺も。」
すると後ろの班から声がした。
「牧ー?お前どこ座るー?」
声の人は中村令くんだ。
どうやら彼は牧君の隣に座りたい模様。
男子のボッチいやだ精神が出たか。ふっ。おれはこの班のメンバーだったら誰の隣でもいいと思ってるぜ。
「牧君は決まったとして、平野君はどこがいいの?」
「まあ、強いて言うなら窓がわかな。」
そこで西原さんが口を開いた。
「あ、私別にどこでもいいよー。」
御門さんが言う。
「じゃあ、じゃんけんでいね?」
「いいよー。」
結果を言うと、俺と西原さん、御門さんと音尾さんになった。やったぜ。

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