2016年5月29日日曜日

~平凡で平和な世界 部活動編Ⅲ~

(なんなんだこの状況は・・・)
そう思った僕は西原さんを見た。複雑な顔をしている。
(何か事情がありそうだな・・・)
牧君の顔も見た。牧君は責任を感じているような顔をした。
(ええええええええええええええええ牧君もはこの状況理解できてんの!?もっと俺みたいになんだこの状況みたいな顔してよ!!俺だけ?理解できてないの俺だけ?まじ?)
「平野君、いったんここから離れよう。お騒がせしました。」
(えええええええええええええただ俺ら見学に来ただけだよね!?何ら迷惑かけてないよね!?というかいきなり奇行を見せつけてくるこいつらに謝る必要あるの?謝ってきたのは相手だよね?)
なぜか心の中が落ち着かなくなった僕は、牧君に普通ではありえないような突っ込みをかました後、、二人について部室を出た。
少し離れたところで、牧君になるべく心を落ち着かせた口調で聞いた。「どういうことかな?」
そして牧君は話し始めた。

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